苦手だと思っていたのに好きになっちゃった♡
子どもが苦手だった食材を食べるようになった話です。
私はマーボーなすや揚げ焼きにしたなすが好きでよく作っていますが、子どもはなすが苦手でした。
「なすのどこが良いのか分からない…」
と言っていました。
それが先日、マーボーなすを食べて突然、

なす、おいしいかも
「ええ?なんで?」と私。
あれこれ聞き出した結果、どうやら
・なすの切り方を変えた
・なすにこんがり焦げ目をつけた
のが良かったみたいなんです。
同じ味でも切り方で別物!
食べるようになったとはいえ、味付けは変えていません。同じメーカーのマーボーなすの素を使っています。
変えたのはなすの切り方です。以前はタテに半分に切ったあと、さらにタテに細長く切っていましたが、乱切りにしたんです。
ヘタを取ったなすを横にして置き、斜め45度に包丁をあてて切る。なすを90度回して、さっきの切り口を上に向ける。再び斜めに包丁をあてて切る、といった感じ。


なんとな~く思いついて変えただけなんですが、グッジョブでした、私。
見た目と食感がNGだった
さらに子どもに詳しくインタビューしたら色々分かってきました。
なすの嫌いなところ
・テカテカした細長い皮と見た目(何か良からぬものに見えるらしい)
・細長くて口からはみ出そうで食べにくい
・種っぽい部分のヌルっとした食感
・なすの皮と身が崩れて皮だけ口に残る感じ
切り方を乱切りにしてよかった点
・細長くないから見た目が嫌じゃない
・ひとくちでパクッと食べやすい
・種っぽい部分の食感が気にならない
・身が崩れにくく、皮だけ残らない
切り方を変えなかったら知らなかった気付きがたくさんありました。
焦げ目をつけたら風味倍増
乱切りにしたおかげでフライパンに付くなすの断面が増えたせいか、細切りで炒めていた時よりこんがりと焦げ目が付いたのも良かったみたいです。
何度か作るうち、今日はあまり食べないなぁと思う時は焦げが少なく、いつもより水っぽくて風味がイマイチだったりします。こんな焼き色ではなすに火が通っていても満足しません。

思い切って焦がして香ばしさをプラスしたほうが風味が増しておいしいと私も思います。

ここまで炒めてから、マーボーの素を加えて炒め合わせます。

こんな気付きの積み重ねが、おいしさにつながるんだなと勉強になりました。
味覚も成長する
それと子どもは高校生なので、味覚が育ってきたのかもしれません。
そういえば私も、大人になってからセロリやみょうががおいしく感じたことを思い出しました。
子どもには栄養バランスよく、色々なものを食べさせたいと焦る気持ちもありますが、成長すると自然と食べられるかもしれません。気長に待っても良いんだなと気が楽になりました。
まとめ
子どもが苦手な食材も切り方で好き嫌いは変わる。
子どもの好き嫌いは時間が解決する場合もあり。
あれこれ無理に工夫して、悩むほどやる必要はないかもしれません。
外食したり、おかずを買ってきたり、手作りしたり、遊び心で工夫したり、誰かに作ってもらったりする体験が、成長につながっていると思います。
気長に親子で楽しんでいきましょう♪
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